生きるための三大要素(第一章・後編)充電とリフレッシュ
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ことの始まり 寝ることをもう少し広範囲に捉えると、やすむこと、やすめること、となる。つまり、心身をしっかり休めて、英気を養うこと。私は具体的に週二回の充電とリフレッシュを行うと決めた。 2026年6月からスタートし、大体、水曜と日曜、というルーティンにした。手帳に蛍光ペンで色をつけて、まず最初にその日を確保しておく。そしてやむを得ず予定が入った時は、その前後の日へ代替する。そして、もし同日に充電とリフレッシュの両方ができない場合は、リフレッシュは翌日へ振り替えて良いことにしている。
毎日の小さな充電とリフレッシュは数多く取り入れているけれど、この週二回のお休みデイは特別な日として意識的にやっている。
この記事は連載の一部です。
・「生きるための三大要素(序章)」
・「生きるための三大要素(第一章・前編)私の睡眠リズム」
・「生きるための三大要素(第一章・中編)ここちよく寝るための工夫」
に続く記事となります。
毎日の小さな充電とリフレッシュ
書き出すと無限にあるし、常に内容もやり方もその日の状況に合わせて変わっていくので、なかなか書きにくいのだけれど。とりあえず、今やっていることをつらつらと書いてみよう。
・疲れを感じたら即休む
自分でビックリするくらい、ちょっとでも疲れたと感じたら、すぐ座るとか、横になるとかして、今やっていることを中断する。若い頃はめっぽう我慢強かったが、ここ十年ほどはとにかく耐性が弱くなった気がする。このように、すぐ休む習慣を何年も続けているため、今では休もう、と思わなくても無意識に体がそうなってしまう。
・好きな飲み物やオヤツ
好きな飲み物を一杯いただくだけで、とても満たされるから不思議。私は「好きな飲み物」をまとめて入れておく箱があり、そこには色々な種類の飲み物が入っている。主に熱湯を注いだり、お湯に浸して抽出するものが多い。
それ以外には、自然食の店まほろばで汲んできたエリクサー水とか、南区の湧水(龍神の水)があれば、迷わずそのお水を優先的に飲む。もし幸運にも両方ある場合は、湧水から飲む。エリクサー水はやや日持ちがする印象。
冷たい飲み物はあまりいただかないけれど、ウェルチのグレープ100%は常備している。ほかにもコープの国産大豆の無調整豆乳や生産者限定牛乳(低温殺菌)、一時期ハマっていた飲むヨーグルトなど。冷えたものを飲むときはできるだけ常温に戻し、時にはポットのお湯を少し足して温度調整しながらいただいている。
あと、最近の私の中の革命はセイコーマートのガラナ。一口飲んで、何これ!?とテンションが上がった。コーラも悪くないけれど私には少し炭酸が強め。その点ガラナは微炭酸で、北海道産だからか肌(体)になじむ感覚がある。リフレッシュするために、この夏は1、2本を常備していた。
同じくセコマの、スパークリングのガラナもまあまあ好きだけれど、開けると必ず吹き溢れる。これが予想外に面白い。なぜなら、その時の自分の気持ちを感じることで、現在地の確認ができるから。すなわち、心にゆとりがあるかどうかの判断材料になる。あらあら、と揺らがないなら大丈夫。えー!となったら要注意、充電とリフレッシュ不足。おみくじ感覚で楽しめる。
週二回のお休みデイ
今までは省エネモード近年、ここ数年の私は、環境や心身の変化が非常に大きく、とにかく省エネモードで色々なことをやり過ごしてきた。気になっても、やりたくても、実際に体も心も動かないのだからどうしようもない。さっさと寝てしまったり、気持ちを切り替える工夫をしていた。
今春から新天地での暮らしが始まり、四ヶ月が過ぎた。この土地や住まい、暮らしは今の私に合っているようで、色々なことがここちよく巡り始めている。もちろん新しい環境、新しい仕事、新しい生活に完全に慣れるにはそれなりの月日が必要だろうけれど、色々あってもとりあえずは何とかなっている。何とか元気に暮らせている方だと思う。
新しい試みは完全燃焼
そこで私は新しい試みを始めた。
それは、完全燃焼。
今目の前のことに全力で取り組む。
脇目も振らず、ひたむきに。
出し惜しみしない、損得勘定を持ち出さない。
そうしてクタクタになって、コテンと寝る。目いっぱい活動した後は、たっぷりと充電して、パーッとリフレッシュして、カラリと日常に戻る。そんな風にメリハリのある暮らしをしてみたくなった。
ここ数年、もっと言えばこれまでの人生を振り返った時、あまりに無為な時間を過ごしてきてしまったと気づき、愕然とした。与えられた奇跡のようなこのイノチなのに、ああ、なんということだろう。
私は何のために生まれてきたのか。何年も、何十年も、この問いを持ち続けてきたけれど、答えは未だわからない。それでも、もっとこの人生を輝かせたい、もっと私という存在を活かしたい、ということだけはハッキリと感じた。そして、私には子どもがいないけれど、次世代の子どもたちに何かを残したいような、託したいような。そんな心持ちになってきた。おそらく、そういう “お年頃” になったのだろう。
まだまだやれそうな気がするし、なんでも出来そうな気がする。そんな気持ちの高揚が、ほんの少しの不安をどんどん超えていく。その一方で、身体は年齢とともに変化していて、寿命というものにも自然と意識が向く。私のアタマさんは、常にその天秤の真ん中で揺れている。
でも大丈夫。もし無茶なら、なんでもかんでもはやれないよと、賢いカラダさんが必要なストップをかけてくれる。だから安心して頑張れる。私はただめいっぱい力を出し切る。そしてリミットが来たら自動的に休息モードになるだけ。

充電とリフレッシュの具体例 実際に私がどんな風に「週二回のお休みデイ」を過ごしているのか、思い出してみよう。 5月中旬から日々の体調の変化などを細かく書き留めているので、その記録の中から、印象的な数日間を取り出してみた。 ………….
7月7日火曜日〈丸一日リフレッシュ〉 この日は友人と一緒に、新冠に住んでいる古くからの友人に会いに行く約束をしていた。お互いにずっと楽しみにしていて、当日は素晴らしい時間を過ごした。おそらく十年以上ぶりの再会で、話は尽きない。美しい景色、美味しい自家製ケーキと自家焙煎珈琲、絶えない笑い声。素晴らしいリフレッシュになった。 同時に、6月末辺りから睡眠障害を起こしていた私は、寝不足や疲れを抱えたまま、いつも以上の活動量、移動距離のために、疲れがピークとなった。リフレッシュで心は満たされているのだけれど、身体が辛過ぎた。翌日は家でゆっくりと休養しようと思っていた。 7月8日水曜日〈午前も午後も充電〉 仕事は休みで、午前中はゆるゆると過ごす。寝たり、部屋を掃除したり、ストレッチをしたり。昼下がり、タイミングよく音楽の仲間から連絡があり、一緒に近所の公園へ行った。山の近くの広い公園は、いつも人が少なく、爽やかな風が吹いている。空を見上げると日輪が出ていた。蝶が飛んできて、長いこと私のそばで舞っていた。午前中は身体の充電になり、午後は心の充電になった。
…………. 7月9日、10日はストレスの多い日常を過ごしていた。 特に10日は限界に近く、一日中憂鬱で何もする意欲が起きない。夜には呼吸が浅くなり、頭部の痺れ、目の開けづらさ、果ては歯痛まで出てくる始末。不注意から頭と顔面を3度も強打し、左頬に青あざまでできてしまった。体中がざわざわして気持ちが悪い。疲れ果ててぐっすり寝ることはできたものの、実にひどい状態だった。 …………. 7月11日土曜日〈午後からリフレッシュと充電〉 午前中、仕事中も辛くて、度々横になって休んだ。私のようなタイプは、在宅ワークが本当に有難い。休憩時間はベッドで横になれる。仕事中はゆったりとした姿勢で好きな音楽を流し、好きな飲み物をいただきながらマイペースに仕事を進めることが出来る。もし勤め人であれば、この日は欠勤せざるを得なかっただろう。 なんとか仕事をこなし、夕方は古楽器のコンサートを聴きに行った。一人は私が舞台の演者だった頃、生演奏の楽団メンバーだったお方。もう一人は、その後私が時々歌っていたオープンマイクで度々出演されていたお方。この二人が共演するコンサートは初めてで、私はとても楽しみにしていた。しっとりと雨が降る中、緑に囲まれた小さな素敵空間で、いにしえの音楽を堪能した。帰路、自宅のそばで大きなカラスが二羽、近寄ってきた。帰宅後は、人混みで疲れた身体をゆっくりと労わり、しっかりと浄化し、いつもより沢山眠ることが出来た。 …………. 7月12日、リフレッシュを兼ねて長沼のマーケットへ行くが、高湿度が続いていることもあり、体がとても疲れていた。 7月13日、街で用事を済ませた後、一時間だけ北大境内の緑の中に身を置く。少しの充電とリフレッシュにはなったが、追いつかない。竹踏みをスタートした。夜は腰痛が悪化し、細切れで目が覚めてしまう。疲れが取れない。 7月14日、喉の痛みが出る。疲れと寝不足で免疫が落ちているのを実感した。 夜は相変わらず眠れない。体が辛くて目が覚めるのに、激しい腰痛で動くことすらできないのだ。ほんの少しずつ体をスライドさせ、床に足の裏をつけ、お尻を降ろし、呻きながら体を捻って四つ這いになる。そうやって長い時間をかけ、やっとのことで起き上がった。 …………. 7月15日水曜日〈集中的な充電〉 この日からはやり方を変えた。圧倒的な充電不足をまず解消しなくてはならない。私は危機を感じていた。予定を次々とキャンセルした。大切な人との大切な予定をキャンセルする時、申し訳ない気持ちが募る。が、この身体の状態は明らかに緊急事態である。私は、まず、何よりも大切な私のイノチを守らなくては。 こんなに寝れない日が続いていては死んでしまうと思った。同時に、こんなに寝れない日が続いているのに、人は意外と死なないんだなとほくそ笑んだ。 そこから10日間、私はひたすら充電した。主な仕事は在宅ワークなので、何とか続けながら、それ以外の時間は家に引きこもり、ダラダラと過ごした。 ・最近簡素になっていた食事をしっかりと作るように改めると、自家製キムチの美味しさに心身が喜んだ。急に食欲旺盛となり、驚くほど食べた。 ・YouTubeで藤井風くんのライブを聴き、楽しんだ。とても久しぶりに一人でカラオケへ行き、耳で覚えた彼の歌を熱唱した。 ・洗おうと思って先延ばしにしていたスニーカーを洗った。そういえば、とアレもコレも洗濯してサッパリした。 ・夜は相変わらずあまり眠れないので、夜中に黙々と部屋を片付けた。どんどんスッキリしていった。 7月22日水曜日 早朝、パラパラと急に雨が降り出し、素晴らしい虹が出た。ああ、もう大丈夫と感じた。夜は懐かしい人形劇場へ行き、世界の子供たちのパフォーマンスを観た。童心に返り、大笑いし、夢のように楽しい時間を過ごした。 7月23日木曜日 ずっと不調だったスマホが突然復活し、まるで内部の部品を交換したかのように動作がスムーズになった。7月24日金曜日急に思い立ち、長沼町の無農薬無肥料のブルーベリー狩りへ出かけた。私は、まるで冬眠から覚めた熊のように、両手でブルーベリーをガバガバと採り、わしゃわしゃと口へ運んだ。この日の食事は朝のブルーベリー、以上、となった。お土産に摘んだ2kgは、人形劇の子供たちに食べてもらいたい!という気持ちが突如湧き起こり、帰りは急きょ人形劇場へ立ち寄り、手紙を添えて置いてきた。 翌日から彼らは野外パフォーマンスなので、自然界の恵みをいただいて少しでも元気になってくれたらいいなと、先日の素晴らしいパフォーマンスのお礼の気持ちを伝えられたらいいなと、ただそれだけだった。子どもたちを想う気持ちが自然と湧き出て、それに従い私なりに行動したこと。それは、大きな達成感と純粋な喜びで、私の心を満たした。 7月26日日曜日 朝から大量に洗濯をして、グリーンの植え替えをして、そして昼は地元の夏祭りへ行った。地元の朝採り椎茸は絶品だった。私は満タンまで充電できたと感じた。
…………. 日常は続いていく
そうして月曜日から、私はまた忙しない日常へ戻っていった。翌日の7月28日火曜日の夕方には熊本で大きな地震が起こり、私たち日本人の心は大きく揺さぶられた。その波動や余波を心身でダイレクトに感じとってしまうのは、繊細な私の特性でもある。 怖くはない。ただ事実を受け止め、そこから気付きと学びをいただいたら、受け流し、自分に集中し、いつも通りに暮らす。 リフレッシュと充電を続けながら、日々の暮らしを整え、地道にコツコツと積み上げていくだけ。何でも出来るけれど、何も出来ない。その事実から目を背けず、しっかりと認める。不甲斐ない自分を赦し、労り、愛してあげる。生まれてからずっと愛されてきたように、深く大きな愛で、私というちっぽけな存在を包み込む。
リフレッシュと充電は、この波瀾万丈な世の中を元気に生き抜いていくために、必須だと感じている。週2回は目安だけれど、ダメージが大きい時は、回復するまでしっかりと時間をかけること。これは本当に、本当に、大切なことだと実感している。
これで、第一章《寝ること》は完成です。
次回は、第二章 《食べること》へ続きます。ゆっくりとお待ちいただければ幸いです✨
2026年9月1日のこと





