①めぐりゆく、ここちよい贈りもの
- 4月14日
- 読了時間: 3分
更新日:5月21日
【はじまりの物語】
よろしければ、受け取っていただけませんか?
実はこの度、急に引越しが決まりました。
私は昔から、新しい風を感じると居ても立ってもいられずに飛び出してしまうところがあります。これまでの人生では幾度となく住まいを変えてきました。ですが、二年前の怪我をきっかけに「動」のエネルギーが静まり、これでやっとひと所に落ち着けるようになったかな、と安心していたのです。ところが、春分のエネルギーが高まってきた頃、力強い導きによって、ふたたび新天地へといざなわれました。
どうしよう。
もう一人で重たいものは動かせないし、冬眠から目覚めたばかりの体は、まだおぼつかなく頼りない。新しい仕事も始まったばかり。この状況で引越しだなんて、、
私の心はどんよりと曇っていました。
しかも、新居は今の住まいの半分ほどの広さ。大きな家具や家電は、ほとんど手放すことになります。「以前のようにリサイクルサイトへ出品しようかな」と考え、準備を始めました。ですが、なんとなく胸がざわざわして、思うように作業を進められないのです。変な焦り、損得勘定、モノへの執着。自分でも「なんだか様子がおかしいな」と戸惑うほど、心がトゲトゲしていました。
そんな中、ふとこのサイトを完成させる流れになり、一つの考えが、雲の合間から差し込む陽の光のように、ふわりとやってきたのです。
「ギフトシェア」は、単なる「不用品の譲渡」とは少しだけ違います。 それは、自然界で雨が降り、川となって海へ流れ、また雲になって戻ってくるような、「豊かさの循環」に近い感覚です。
売ったり買ったりという対価のやり取りではなく、「大切に使ってくれる方へ贈る」という純粋な気持ちから始まる、分かち合い。「恩送り(おんおくり)」とも言われたりします。自分がかつて受け取った恩を誰かに返し、その方もまた別の誰かへ。そうやって、あたたかな想いがバトンのように送り継がれ、めぐっていく。そんな優しい世界です。
ですから、受け取った後の使い道は、あなたの自由です。ご自身で使うのはもちろん、誰かへのプレゼントにしたり、時には転売して生活費に充てていただいても構いません。受け取ったあなたが、一番「ここちよい」と感じる方法で、モノに新しいイノチを吹き込んでいただけたら嬉しいです。
「ギフトシェア」という形で手放そうと決めた瞬間、私のココロとカラダは驚くほど軽くなりました。この新しい風に乗って、また羽ばたいていけそうな、そんな勇気が湧いてきて、私は深呼吸しました。

その先に見える景色は、私がこれから生きていく世界。 少しずつ、私の新しい世界を創っていこう。
今できることを。
今やってみたいことを。
軽やかに、しなやかに、動き出してみます。
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