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楽園の余波
夢のような 楽園から 現実世界へ 戻ってきた 私の体は ここちよく疲れ ただ 眠りを 渇望している 湯を張り ずぼりと浸かれば 体内に溜まった 泥炭が じゅわじゅわと 溶け出していく 意識が ふと遠のく はっ しまった 衣服をひっかけ 弾丸のように 飛び出した ✳︎ ひだまりの まどろみ もう少し このままで ✳︎ スマホが鳴った これから届けるよ いいの? 助かる 朝露に濡れた テント 蚊取り線香の 匂い 開ききらない 瞼 疲れたとは 一言も漏らさない その深い懐 ✳︎ おいしいカレーに 満たされて ✳︎ いつもの公園 カラスが 一羽 私たちを ぐるり一周し 森へと 帰っていった 虹は 日輪となり 稲妻のような雲を纏い 燃えている ✳︎ 黄昏どき 誰もいない 広いひろい 原っぱの 片隅 弦が震え ギターの妖精たちが キラキラと 踊りはじめる 清らな泉が たゆたい ここちよい 風になる ✳︎ いつもの歌 けれど いつもとは 全く違う 声 楽しくて ああ ただ たのしくて 楽園の波が ギターの音色に 重なり この世界へ 満ちてゆく あの景色が いま
2 日前
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