微生物の力 2(地球洗い隊)
- miinakanon
- 4月26日
- 読了時間: 3分
私は極力洗剤を使わない生活をしています。
台所洗剤はありません。
代わりに使っているのは、地球洗い隊の微生物です。米ぬかが主成分になります。
液体でも販売していますが、粉を買って自家培養した方が安いので、私は多めに粉を買ってストックしてあります。数年前に一度だけ、大袋を二つ買いました。いまだ一袋目を半分も使っていません。この先5、6年は買わずに済むような気がします。
培養液の作り方は簡単です。地球洗い隊の粉を水に適量入れ、数日間放置して置くだけです。冬は温度が低くてなかなか発酵しないので、ストーブのそばに置いておきます。部屋に日が入る時は、そこに置いて置くとよく発酵します。発酵が進むほど洗浄力がアップします。
私は5日〜1週間ほど経ったら使用し始めます。粉は底に沈んでいるので、上澄だけを静かにボトルに入れます。ボトルが重くなると扱いにくいので、半量くらい入れます。そしてなくなったら補充するようにしています。
スプレーボトルは、最初は100円ショップのものを幾つか使ってみたのですが、菌が増えるとスプレーの目が詰まってしまい、綺麗に水が出てこなくなってしまいました。今使っているのはホーマックで売っている園芸用のスプレーボトルです。ボトルは大きめですが、スプレーの目が細かすぎず、詰まることがありません。また作りもしっかりしているので、今のところ駄目になることがなく、快適に使えています。
台所で洗い物をする時は、シンク下に置いてあるこのボトルを取り出し、シュシュっとスプレーして水で流します。少々の油汚れであれば綺麗に落ちます。固形物が付いている時は天然素材のタワシで擦ったり、擦りたくない素材(フライパンのテフロン加工など)の時には、アップサイクルの麻布で優しく撫でています。
昔はEM菌で洗っていたのですが、油汚れは落ちませんでした。この地球洗い隊は驚くほど油汚れが綺麗に落ちるので、とても気に入っています。
また、シール剥がしにも使えます。すごくいいです。
布についた汚れの場合は、2、3日放置しておくと菌が汚れを食べてくれるので、汚れが消えています。とても便利です。

この写真で指さしている部分に、醤油のシミがありました。スプレーして数日後、見事に汚れは消えていました。何もしなくていいので楽チンです。
コツは、必ず一定時間を置くことです。
食器を洗う場合は、スプレーしたら最低でも10秒、できれば30秒くらい放置してから洗います。ガス台の油汚れには、たっぷりスプレーして3分くらい放置し、台拭き布やキッチンペーパーで拭き取るとピカピカになります。
私は手指が荒れやすく、洗剤を使うとすぐに皮膚が乾燥してボロボロになってしまいます。水道水の塩素でも荒れてしまうので、水に手指が触れる場合は、出来るだけ素粒水の浄水器を通したものを使っています。水道水を使う場合は、できるだけゴム手袋をつけるようにしています。
ところが、地球洗い隊で洗い物をする時は、水道水でも手指が荒れません。荒れるどころかスベスベになります。アトピーの友人は、この地球洗い隊の液体を触ると、とても心地いいそうで、顔に付けたりもしていました。私も顔の皮膚が荒れている時、地球洗い隊をつけます。そうすると少し肌が落ち着くのです。
微生物と共生する暮らしは、とても心地よく、穏やかです。
ちなみに、上澄を使った後に残った粉の部分は、私はお風呂に入れています。
体が綺麗になりますし、湯船も綺麗になります。
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