体をほぐす 3
- miinakanon
- 4月23日
- 読了時間: 4分
更新日:4月24日

ヨガも良い方法だと思います。
私はヨガインストラクターになろうと思い、R200?のコースを終了しました。しかし最後の課題提出の段階になって、私は別にヨガを教えたい訳ではない、広めたい訳でもない、ただ自分が心地よくありたいだけだと気付き、資格取得を見送りました。
なので私はインストラクターではありませんが、ヨガの基本的な知識や技術は、ある程度はある方かなと思います。ヨガにも種類がありますし、教える人、教える学校によって様々なので、私が必要十分な知識と技術を習得できたのかどうかは分かりません。
しかしながら、少なくとも、ヨガの原点である、古典ヨガ、伝統的ヨガを学んだため、本来のヨガの根っこにあるものには触れてきたと思います。私の先生はインドの僧侶でもある日本人女性です。
ヨガは本来、ポーズよりも精神性や霊性のトレーニングに近いような気がしています。ポーズの形は一応決まっていますが、人の体は全て違うので、人それぞれ適切な体の形は異なります。さらに、人の体は毎日変化していますので、ずっと同じポーズの形がその人に合っている訳でもありません。その日の体調も含め、その時の体の状態に合わせて、適切なヨガを行うことで最大限効果が発揮されます。
私が先生から教わったヨガのポーズの中で、最も簡単で最も効果があると繰り返し言われたものがあります。仰向けねじりのポーズです。
動画でご紹介できれば一番いいのですが、それはいつか機会があった時の楽しみとさせていただき、ここでは言葉で解説してみます。
〈仰向け捻りのポーズ〉
・仰向けになり、片足の膝を立てます。そのまま静止。
・その足を組んだ両手で支えます。肩などどこにも力は入りません。そのまま静止。
・その足を胸に引き寄せて静止。同様にどこにも余計な力は入りません。
・その足を足と反対側の床まで倒します。
・床側の手は横に広げ、もう一つの手も自然と上に重ねます。
・首は自然と足の方向へ動くかと思います。その状態で静止。
・静止している時は、ゆったりと呼吸します。
・呼吸が速くなるのは体に余計な負荷がある合図です。決して負荷をかけません。
・上の手は肘を伸ばしたまま、ゆっくりと頭上を通り、円を描いて戻ってきます。
・心地よい場所があれば静止しても構いません。
・頭は自然と付いてくるかもしれません。
・両手が左右に伸びた状態で少し静止します。その時、膝や手が浮く場合は必ずクッションなどを当てます。床から浮いた状態をなくし安定感を作ります。
・ゆっくりと仰向けに戻ります。
・シャバーサナで休みます。正しいシャバーサナは両肩が床につき、両手はバンザイの形になることが多いです。 ・シャバーサナは休息というより、もっと大切な意味があります。全身の血流とエネルギーの動きによりヨガのポーズで得た効果が高まるため、しっかり実施します。
動作パッパと次々に行うのではなく、一つ一つ丁寧に、時間をかけて行います。
仰向け捻りのポーズは、便秘や腰痛の改善、骨盤の矯正などに効果があります。
先生が、何度も何度も、このポーズが最も簡単で最も効果的だと仰っていました。
私はしばらく毎日やっていました。 私の場合は骨盤矯正の効果を毎度感じており、左足をやった後に仰向けになると、明らかに左右の骨盤の位置が変わっていました。
運動やストレッチは基本的に毎日行う習慣にできると良いと思います。
私は大体のメニューを決めています。大抵は朝起きてすぐ、または寝る前ですが、忘れていて昼間にすることもありますし、当然できない日もあります。ただ一日でもサボると体が痛かったり辛かったりしますので、必然的にせざるを得ない感じです。
どんな運動でもいいと思います。10分でもいいと思います。
私が取り組んだ運動の中で最短だったは、寝たきりで動けなかった時、毎朝必ず布団の中で伸びをすることでした。ほんの5秒くらいでしょうか。それでも毎日継続することで変化が起き、その変化が大きくなり、いつの間にか起き上がっていました。
自分が楽しんで取り組めるもの、毎日継続できるもの、体が喜ぶこと、そんな自分なりの運動を見つけてやってみるのが心地いいと思います。
ちょっと違うと思えばやめて、面倒な時は休みましょう。三日坊主でも大丈夫です。三日やって1日休んだとしても、週に5日くらいはできます。一ヶ月に三日やれば、一年で36日できます。やらないよりずっといいです。
ゆるーく始めて、とにかく続けるのがコツです。
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